半世紀の間、アメリカの労働組合は経済の大黒柱でした。
彼らの努力によってより民主的な職場が創られ、より安全な労働条件、より良い収入になる仕事が組合員・非組合員にかかわらずすべての従業員のために創られました。
労働組合は社会保障や失業保険のような、社会的な重要立法の主たる擁護者でした。
またヨーロッパでの多くの組合とちがって、アメリカの労働組合は広範な暴力や社会的崩壊なしに政治的システムの中でこういった進歩を手に入れることに成功してきました。
ハーバードのリチャード教授は、その著書『労働組合は何をしているか』の中で組合のコストと便益を計算しています。
この計算をするために、彼は組合の行動を2つの基本カテゴリーに分けました。
一つは独占者的行動であって、より良い賃金と便益を手に入れるためにたとえ全般的な生産性と職に犠牲を払ってでも労働の規制ルールを創り、変化を抑制すること。
もう一つは民主的行動であって、労働者の参加と労働に対する労働者の影響を増加させることを求め、職業上の安全と労働者の尊厳を増進し、より平等な賃金構造を創設しようとするものです。
・・・教授は、労働組合の独占行為によるコストは年間50億ドルから100億ドルだと推定しています。
しかし民主的行為によって、組合は訓練コスト、職探しのコスト、労働者の解雇の削減を通じて経済効率を高めています。