ジェームズ氏は、この感情を組合がもはや自助的独占体ではない、という一般に広まった認識によるものだとしています。
労働者の反組合の態度は一般大衆によるこの組織への信頼をより広範に失わせています。
実際、すべてのアメリカの制度の中で、組合に対する信頼が過去20年以上にわたって最も失墜しました。
1980年代中期までに、人口のたった22パーセントが組合に高い信頼をよせていたにすぎません。
倫理的実践と道徳的行為の評価によって、組合指導者たちは弁護士、広告担当経営者、企業経営者、政府の役人、株主より劣る存在とされています。
組合のある会社の中ですら、反組合感情が近年きわめて顕著になってきました。
実際、組合代議員を辞めさせるための不信任投票は1970年以来3倍以上にもなり、組合はその75パーセントに負けました。
組合運動の今日の状態は、半世紀前に直面した苦境と実によく似ています。
その頃、長く盟主を務めるサミュニル・ゴムパースの哲学にしっかりしがみついているアメリカ労働総同盟(AFL)は、技能的職業をメンバーに組み入れることを頑固に制限していました。