公平にみて、民主的行為によって生じた便益は独占的行為のコストをおおおむね埋め合わせています。
しかしフリーマンとメドブが詳細に述べているように、組合行為によるその他のコストと便益は計算するのがさらにむずかしいのです。
・・・たとえば、労働節約的技術の導入を遅らせる法律や規制に対する組合の擁護は、企業・・・
ひいては国家の長期競争力を弱めています。
賃金についての政府のガイドラインを組合が受け入れようとしないために、失業なしに価格を安定しインフレを治めることほとんど不可能です。
また組合は保護貿易主義によって職を守ろうとしたために、消費者は財・サービスに余分に支払いをしなければならなくなっています。
労働組合の生残りにとっての鍵は、民主的な役割を強調することです。
このことは、労働者の技能近代化、財政的に安定した年金、健康保険の確保、職場での民主化の増進・・・
これらを通じて、従業員と企業がもっと簡単に早く変化の受け入れを率先して助けることを意味するものです。